SESで「自分の居場所がない」と感じた話|現場が変わり続ける働き方の孤独

SESの悩み

SES特有の孤独感

SESとして働いていると、
ふと「自分の居場所がないな」と感じることがあります。

仕事内容が合わないとか、人間関係で大きなトラブルがあったとか、そういう話ではありません。

ただ、現場が変わるたびに、
少しずつ心が落ち着かなくなっていく感覚がありました。

今回は、そんな「SES特有の孤独感」について書いてみようと思います。


現場が変わるたびに空気も変わる

SESは、案件が変われば働く場所も変わります。

使うツールが変わる。

仕事の進め方が変わる。

チームの雰囲気も変わる。

当たり前の話なのですが、私はこれが地味に苦手でした。

新しい現場へ入るたび、周囲の人の会話や空気感を観察して、
 「ここではどう振る舞うのが正解なんだろう」
と考えてしまうんです。

以前いた現場は、雑談がかなり活発で、仕事中も
 「昨日〇〇(ゲーム)やりました?」
みたいな会話が自然に飛び交っているのが普通でした。

私は雑談そのものが嫌いなわけではありません。

でも、話題やタイミングをうまく掴めず会話へ入れないことが続くと、
だんだん存在感を消す方向へ動いてしまっていました。


「外部の人」という感覚

SESは、どうしても「外から来た人」という立場になります。

もちろん、親切に接してくれる人もたくさんいました。
ただ、どれだけ長く参画しても、完全に“内側”へ入れている感覚は持てませんでした。

社員同士だけが知っている話題。
過去案件の思い出話。
飲み会の話題。
etc…

社員の方々に悪意があるわけではないんです。

でも、その空気の中にいると、
自分だけ少し離れた場所に立っているような感覚になることがありました。


人と距離を取るようになっていった

現場が変わる働き方を繰り返しているうち、
私は少しずつ、人と深く関わることを避けるようになっていきました。

どうせいつか案件は終わる。
また別の現場へ行くことになる。

そう思うと、自分から距離を縮めるのが怖くなるんです。

実際、以前かなり仲良く話していた人とも、
案件終了後は自然と連絡を取らなくなりました。

別に喧嘩したわけではありません。

ただ、環境が変わると接点も消えていく。

それを何度も経験すると、
最初から少し壁を作るようになってしまうんですよね。


少人数チームはかなり働きやすかった

一方で、特に少人数のチームへの参画時などは「ここは居心地がいいな」と感じることもありました。

人数が少ない分、お互いの状況を把握しやすい。質問もしやすい。
無理に雑談へ入らなくても変な空気にならない。

以前いた大人数チームでは、常に周囲へ気を張っていた感覚がありました。

でも少人数チームでは、かなり自然体で働けていたと思います。

結局、自分に合う環境って、仕事内容だけでは決まらないんですよね。


在宅勤務でかなり気持ちが楽になった

フルリモート案件へ入った時、私はかなり救われました。

通勤がなくなったことも大きかったのですが、
それ以上に「周囲の空気を読み続けなくていい」のが本当に楽だったんです。

出社中心だった頃は、

  • 雑談へ入るタイミング
  • 周囲からどう見られているか
  • 孤立していないか

を無意識に考え続けていました。

でも在宅勤務になると、必要以上に周囲へ神経を張らなくて済む。

もちろん、在宅でも孤独感がゼロになるわけではありません。
ただ少なくとも、「その場に馴染めていない自分」を強く意識する時間はかなり減りました。

私にとって在宅勤務は、単なる働き方の変化ではなく、
精神的な負担を減らしてくれる環境でもあったんだと思います。


まとめ

SESは、色々な現場を経験できる働き方です。
でもその反面、環境が変わり続けることで、孤独感を抱えてしまう人もいます。

特に、人間関係へ気を遣いやすい人ほど、知らないうちに疲弊しやすい。

だから私は、給料やキャリアだけではなく、
「安心して働けるか」も大切にしてほしいと思っています。

働きやすさって、想像以上に心へ影響するものなんですよね。


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